猫を飼うためのお部屋の準備
猫が快適に過ごせる環境を整えましょう。
空調が整えられている
猫が快適な気温は18~26℃程度とされています。
冬場は暖房がなくても毛布などに潜り込んで暖をとることもできますが、夜中は気温が下がりますので我が家ではペット用のホットカーペット、湯たんぽ、オイルヒーターなどを使うようにしています。
真夏はエアコンなしだと熱中症にかかる危険があります。
特に子猫や療養中の猫の場合は、快適な気温を保つことが大切です。
ただしエアコンの風が苦手な猫もいますので、猫の居場所に直接当たらないよう注意が必要です。
その他、エアコン以外にも暑さ対策グッズとして接触冷感ブランケット、涼感マット、アルミひんやりプレート、快適な温度を設定できるはうすなども販売されていますので、そのようなものも活用されるとよいかと思います。
ちなみにですが、我が家ではガーデニングに使うジョイントタイルを部屋の一角に敷いて猫が涼をとれるよう工夫しています。
新鮮な飲み水がある
好きな時に飲めるよう、新鮮な水を常に用意してあげる必要があります。
猫は泌尿器の病気にかかりやすい動物ですので、予防の為にも水を多く飲ませることが大事です。
猫がよく通る場所など、複数用意しておくのもオススメです。
またマメに水の交換や用意が難しい場合には、猫用自動給水器などを活用されるのもよいかと思います。
日光浴ができる
猫は日光浴が大好きです。日中は日の当たる場所があると猫も喜びます。
体が温まり暑くなった時には場所を移動してクールダウンしますので、移動ができる環境づくりが大切です。
また窓から外の景色を眺められると飼い主が留守の時にも退屈せず留守番ができます。
上下運動ができる
猫は本来狩猟を行っていた動物なので、高い木に登ったりジャンプする習性があります。その為キャットタワーやキャットウォーク、家具など高い場所に上り下りできる環境を整えましょう。
猫は横運動よりも上下運動が必要とされています。家の中で十分な上下運動ができる工夫をしておけば、完全室内飼いの猫であっても運動不足、ストレスの心配はありません。
運動不足は肥満、関節や筋肉の衰えを引き起こし命を落とす事にもなりかねないので、健康を保つためにも猫本来の習性を理解し運動不足にならない工夫が大切です。
隠れ場所
猫は身を隠せる薄暗い場所があると安心できます。
大きな音がしたり、不安を感じたときに逃げ込めるよな場所を用意しておきましょう。
キャットハウスを用意しなくても、段ボールやキャリーケースなどでも代用ができます。
またこれからキャットタワーの購入を考えていらっしゃる場合には、隠れ場所が付いたものをご用意されてもよいかと思います。
その他
猫はどんなものでもおもちゃにして遊んでしまします。
特に小さなアクセサリーやペットボトルのキャップ、しまい忘れた薬など誤飲やケガの原因にもなるのでなるべくしまうようにしましょう。