アメショーのロイくん
昨年の2月我が家の一員となった長男のロイくん。
始めて迎えた純血種、アメリカンショートヘアの男の子。
とっても甘えん坊なおデブちゃん。猫なのにどすどす音を立てて歩くのが特徴で可愛いです。
息子の事が大好きで息子に抱っこされたり、撫でられるとお顔をクシュっとして赤ちゃんみたいに甘えています。朝早起きで、誰かが起きると「ご飯くれ~」と大きな声で鳴きだす困ったちゃんです。
13年共に過ごしてきたうさぎのバニーが亡くなり家族全員が寂しさを感じているようでした。
時間があるとネットで猫を見るようになり、そんな時にペットショップのホームページ見つけたのがロイくんでした。
ご家族と縁がなくペットショップで売れ残ってすくすく成長し11ヵ月になるアメショーを紹介していまして、なんだか無性に逢いたくなってしまったのです。
その日のうちに主人と息子を車に乗せペットショップを訪れました。
まず驚いたのはロイくんの大きさです。先住猫は2匹とも体重3キロ。ロイくんは5キロ程あり、あまりの大きさに呆然…。がっちりした骨格にたるんたるんのお腹で憎めないお顔。ケージから出るとどすどすと室内を歩き回っていました。
大きな体のロイくんが長い時間小さなショーケースで過ごしているかと思うと可哀そうで、家族に迎えたいとの思いはあったのですが一つ気がかりは先住猫よりかなり大きいので、先住猫がびっくりしてしまうのではないかという点でした。
しばらく悩んでいると、ペットショップのオーナーさんより、1週間のお試しで連れて帰って様子を見てみませんかとご提案を頂き、その日お預かりしてきました。
先住猫とすぐに合わせる事はできませんので、息子の部屋へケージを置き我が家での生活がスタートしたのですが、その日のうちに息子には心を開き一緒にベッドで寝てたのでびっくり。
万が一先住猫とうまく生活できなくても責任をもってお世話するとの息子の決意がありましたので、そのまま我が家で迎え入れる事になりました。
ただ一点、気になった事があったのです。
ロイくんを抱っこするたびに今まで嗅いだことのない異臭がしていました。
最初はどこから臭っているのかわかりませんでした。口?鼻?耳?それともこの子のニオイ?
顔の近くから臭ってるけどなんだろう?どこから?と色々しらべてみると耳の中が真っ黒でそこから異臭がしていました。すぐに病院へ連れて行くとミミダニがびっしり付着し、かなりかゆかったのだと思います、よく耳の当たりをかいていました。
ペットショップさんでは全然気が付いていなかったようで、迎え入れたことでミミダニに気づくことができ少々治療に時間はかかりましたが、完治して良かったです。
ペットショップさんでは多くの動物を管理販売している中での1匹なので仕方ないのかもしれませんが、動物の異変に気が付いてあげられなかったことはとても残念でした。
あのままペットショップさんで過ごしていたのなら、ロイくんのミミの病気はどうなっていたのだろうと…。