猫はペット保険に入るべき？知っておきたいペット保険の選び方と基礎知識。

最近ではペット保険についての飼い主の関心は高まっていて、ペット購入時に保険加入するケースが増えているようです。

ペット保険は、ペットが病気やケガをしたときに医療費に備えるサービスです。

人には健康保険制度がありますが、動物にはこうした公的な制度がありませんので、自由診療となり全額が自己負担となります。

状態を調べる検査だけでも数万円かかることがあり、手術などを行うと高額な費用がかかることも珍しくありません。

猫がかかりやすい病気に、慢性腎臓病・尿路結石症・猫伝染性腹膜炎(FIP)・甲状腺機能亢進症・リンパ種・糖尿病があげられますが、病気の治療には治療費が高額になる場合も少なくありません。

万が一に備え、ペット保険への加入も考えておくべきだと思います。

ただし、加入できる年齢や対象となる病気などについて細やかな取り決めがありますので、十分に調べてからの加入をお勧めします。

ペット保険の選び方

ペット保険の代表的なものに、てん補割合で選ぶものがあります。

例えば動物病院でかかった費用の50％や70％について、ある一定額を上限とし保険会社が負担するものです。

当然70％のもののほうが保険料は高くなります。

さらに、人にかみついてしまった際や、物を壊してしまった時に備え、ペットの賠償責任特約をつけることもできます。

人の保険のように保険商品も多様化していて、補償を手術などに限定することで保険料を抑えたものなどもあります。

保険金の請求タイプ

ペット保険のタイプとして「窓口精算型」「立替精算型」があります。

「窓口精算型」は人の健康保険のように、動物病院の窓口で自己負担のみを支払います。

「立替精算型」は一度利用者が医療費を立て替え、後日保険会社に請求することで医療費が支払われます。

「窓口精算型」は飼い主が直接請求する必要はありませんが、保険会社と提携した病院でのみ利用できます。