猫のトイレの設置場所はどこ?ストレスを与えないトイレ環境とは!

猫にとってトイレ環境はとても大事なんです!

猫が喜ぶ快適なトイレ環境についてお話していこうと思います。

トイレの環境が不適切だと、猫がトイレ以外の場所で排泄したり、排泄そのものを我慢して膀胱炎などを引き起こすことがあります。

猫はもともと泌尿器疾患にかかりやすい体質のため、猫の健康を守るためにもトイレを快適な環境に整えてあげることが大切です。

トイレの置き場所はどこがいいの?

猫は本来、食事の場所や寝床で排泄しないため、トイレの設置場所は猫の食事場所や寝床からある程度離れた場所が適しています。衛生面からも近すぎる場所は避けたほうが良いでしょう。

普段過ごしている場所から遠すぎてもダメ。普段の居場所から適度に離れた場所がベストです!

大きな音がするテレビや洗濯機のそばも落ち着いて排泄できないので、猫が安心して排泄できるよう、静かで快適な気温の場所を選びましょう。

冬場に暖房が不十分で寒すぎる場所も避けましょう。

猫に必要なトイレの数は?

多頭飼いの場合には「猫の頭数+1個以上」のトイレを用意することが理想です。

猫はとてもきれい好きです。

自分の排泄物でもトイレに残っていると気に入らずトイレを使用しなくなる場合もあります。

猫がおしっこやうんちをしたら、毎回取り除いてあげるのが理想ですが、難しい場合でも1日1回は掃除をしてあげてください。

また砂が減ったらこまめに足したり、一定期間ごと砂の全部を入れ替え新しくしてあげてください。

トイレそのものは月に1回程度は丸洗いしましょう。

仕事や外出などですぐにお掃除できない場合は、トイレを複数台用意しておくと安心です。

猫の体長の1.5倍以上のサイズのトイレを用意する

自然下では自由に排泄していたわけですから、体長の1.5倍ほどの広さがほしいものです。

大型猫の場合は衣装ケースなどを利用しても良いでしょう。

トイレの縁に足を乗せながら排泄する猫は、トイレが小さすぎると感じている可能性がありますので体に合ったサイズのトイレを用意してあげましょう。

※写真は我が家の猫、アメショーのロイくんです。うんちをしている姿を写したものですが、うんちの時はトイレの縁に足をのせていますが、おしっこの時は中に収まって用を足します!

猫好みのトイレ砂を選んであげましょう

トイレの砂には鉱物系・紙製・おから製・ひのき製など様々な種類があります。

どんな砂でも気にせず排泄する猫もいれば、気に入った砂でないと排泄しない神経質な猫もいます。

一般的には本物の砂に近い、粒の細かいタイプが好まれるようですが、一概にこれ!といった決まりもありませんので、飼い猫の好みをよく見極めることが大切だと思います。

砂の深さは5㎝以上

しっかりと砂をかけることも猫にとっては大切なことなのです。

砂が浅くしか入っていないと、かいたときにすぐ底に当たってしまい「かき心地」がよくありません。

ただし、実際は猫によって好みや使いやすさが変わりますので、始めに多めに入れて様子を見るのがいいでしょう。

猫があまり多く砂を飛び散らかしていたり、使いにくそうにしている様子が見られたら、徐々に減らしてみて下さい。

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