猫グッズの準備
猫を迎え入れる前に揃えておきたい、あると便利なグッズをご紹介しておきます。
キャットフード
キャットフードについては食べ慣れた物が良いと思いますので、迎えた先できちんと確認しておきましょう。
キャットフードには主にドライフードとウェットフードがあります。
月齢や体質、健康状態によっては食べ慣れたフードから状態にあったものに変更する場合があります。
食べ残しが増えた、飲み込みが悪い、太ってきた、痩せてきたなど少しでも気になる点があれば獣医の診察を受け、適切なフードに変えることも愛猫の健康と命を守ることにつながります。
毎日の食事の管理と健康観察は飼い主の大切な役目です。
キャットケージ
猫が安心して過ごせる場所を用意しておきましょう。
慣れない場所での生活を始めるわけですから、猫の避難場所としての役割も果たせるケージは必要だと思います。
日中はお留守番でケージの中で過ごすこともあるかもしれません、トイレや水飲みを置くスペースも必要です。高い場所に駆け上がったり、
ジャンプする運動は猫に欠かせないものなので2段もしくは3段のケージを用意するのが良いと思います。
また災害時や避難所などでは、猫はケージに入れてお世話をしなければならない場合もあります。
その為ケージでの生活にも慣れている方がストレスを軽減できます。
部屋にケージを置いて自由に出入りできるようにしておき、寝床やトイレ、食事部屋として使わせ慣れさせておくことも必要です。
猫のトイレ・砂
猫は本能的に砂がある場所をトイレだと認識します。飼い始める前にトイレを用意しておいてあげると排泄の失敗を防ぐことができます。
子猫のうちは100均などで売っている書類ケースなどでも代用が可能です。
トイレの固まる砂は紙・木・鉱物など色々な素材でできています
。素材によって固まり方や処理の仕方などが異なりますので初めのうちは色々試してみるのも良いかと思います。
我が家で猫の好みに合わせ、トイレをいくつか用意しています。
システムトイレは、猫のオシッコがチップを通ってシートに吸収する仕組みになっているので
シートを週に1・2回交換するだけで良いので手間がかからず楽ちんです。
(※我が家には6匹の猫がいますので、週に2・3回交換する事もあります。)
チップは汚れ具合にもよりますが、交換は月に1度で良いものが多いです。
汚れたところは取り除き、チップが減ると足しています。
トイレ全体はチップ交換時に洗っていますが、毎日のお掃除は猫用トイレのお掃除スプレーやクエン酸スプレーで拭き掃除をすれば、キレイが保てます。
オープンタイプには固まる猫砂・おから・ウッディ・紙などを入れて使っています。
毎日おしっこで固まったところを取り除き、うんちを取る。
お掃除も簡単でシンプルなところが良いのですが、使うたびに砂が飛び散るのでこまめなお掃除が欠かせません。
ご参考までに!
フードボール・ウォーターボール
フードボールもウォーターボールも子猫のうちは家にあるもので代用が可能です。
子猫のうちは浅めの小皿をフードボールに、深皿をウォーターボールに使えば大丈夫です。
猫専用のフードボールにはステンレス・陶器・プラスチックなどの素材でできているものがあり、深さや形を工夫したり、高さのあるものなどがあります。
食事中動いてしまうような物だと食べにくそうなので、ある程度の重さや安定感があると良いと思います。
成長に合わせて変えてあげるのが望ましいでしょう。
食器は使ったら洗うようにして、いつも清潔にしておくことも大切です。
ウォーターボールについても同様で、ステンレス・陶器・プラスチックなどの素材でできていて、深さや工夫したり、高さのあるものなどがあります。
猫は比較的水をよく飲みますので、ケージに取り付け可能なペットボトルが使える給水器が便利です。
猫がウォーターボールを倒してしまうこともありませんし、500mlのペットボトルであれば留守にする日でも水を切らす心配もありませんのでオススメです!
キャットタワー
高い場所に駆け上がったり、ジャンプしたりする上下運動は猫に欠かせません。これは犬とは大きく異なる点でもあります。
キャットタワーやキャットウォークの設置は必要だと思います。
私がキャットタワーを選ぶ条件としては、支柱が丈夫であること、爪とぎが付いていること、隠れ場所があること、くつろげるスペースがあることなどです。
置くスペースによっても選ぶ条件は変わってきますが、猫が安全に過ごすできるものを探すようにしています。
爪とぎ
爪をとぐのは猫の本能的な行動のひとつです。爪をとがらせるという目的のほかに、マーキングやストレス発散の意味もあります。
壁や床、家具での爪とぎを防ぐためにも爪とぎ器を用意しておくと良いと思います。
麻や段ボールなど素材も様々で、置き型、縦型、猫部屋など色々あります。
好みの素材や形は猫によって異なるので色々試してみましょう。
ペット用キャリーケース(バッグ)
あると便利なペット用キャリーケース。
通院や旅行はもちろん、災害時にも必要となりますし、猫が安心して休める自分専用のお部屋としても使うことができます。
キャリーケースにはハードケースやソフトタイプのケース、折りたたみできるバッグタイプのものなどがあります。
ハードケースは、使わないとき収納場所に困ることがありますが、猫にとっては安定感がありますので安心して入っていられるのではないでしょうか。
折りたたみのキャリーバッグは収納には困りませんが、底や側面が柔らかいものも中にはありますので、移動中の車の中で横たわったり、安定感がないなど猫が不安になる場合があるかもしれません。
使い勝手などを確認し購入されるのがよいでしょう。
猫用ベッド
一日の大半を寝て過ごす猫。
離乳期の子猫は20時間ほど睡眠をとります。成猫で14時間、高齢期になれば20時間ほど寝ますが、そのうち熟睡は3時間ほどで、あとはうたた寝です。
寝るのは狩りでエネルギーを使うための休息とされていますが、毎日平和な室内猫も変わらず寝ます。
猫が好むベッドはふんわり柔らかい素材で、ちょうどよく収まるもの、というおおよその傾向はあるものの、猫によって好みはいろいろなので、いくつか用意して好きに好きに選ばせるのが良いかもしれません。
我が家では冬は暖かい素材、夏はひんやりと冷たい素材の物を季節によって用意しています。